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ポルト中島翔哉が間もなくチーム合流へ…しかし再びピッチに立つためには障壁も

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MF中島翔哉

 ポルトのMF中島翔哉がチームトレーニング合流に迫っているようだ。ポルトガル『A Bola』などが伝えている。

 新型コロナウイルスによる中断から6月上旬に再開したポルトガルのプリメイラ・リーガ。しかし、5月のチームトレーニング再開2日目以降、中島は参加を見送り、自宅で個別トレーニングを続けており、再開以降のリーグ戦4試合に欠場する。

 日本代表MFのチーム合流見送りの背景には、持病を抱える妻のことを心配し、少しでも感染リスクを減らすためと考えられている。しかし、セルジオ・コンセイソン監督はこの判断を快く捉えていないと報じられており、以前にはプレスカンファレンスで「チームではなく、クラブ首脳陣の問題」と強調していた。

 一部では去就問題にも発展する可能性が伝えられていたが、同メディアによると、中島がチーム合流に近づくようで、早ければ来週中にチームメイトとともにトレーニングを再開する見込み。一方のポルトも、今シーズン中に同選手にチャンスを与える意思があると考えられている。

 また、ポルトガル『O Jogo』も「正確な日時は決まっていないが、間もなくオリヴァルに復帰する」と報じる。しかし、合流に向けては新型コロナウイルス検査などの要件を満たす必要がある。さらに、同選手が今シーズン中に再びピッチに立つためには、厳しい道のりが待っているようだ。

 過密日程を戦う他のチームメイトと中島のコンディションには大きな差があり、短期間で状態を上げることが要求される。さらに、優勝に向けて首位に立つチームの中でのポジション争いにも挑まなくてはならない。

 それでも、カップ戦決勝を含め、今シーズンは7試合残されており、プレシーズンの期間も従来より短くなることが確実なため、来シーズンに向けても日本代表MFにはできる限り早期に戦う準備を整えるためのインテンシティが必要とされているようだ。

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