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丸橋の1G1AでC大阪が無観客の大阪ダービー制す!!G大阪は遠藤保仁のメモリアルゲーム飾れず

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先制点を決めたFW奥埜博亮(左から2人目)がチームメイトと喜ぶ

[7.4 J1第2節 G大阪1-2C大阪 パナスタ]

 J1リーグが約4か月ぶりに再開し、パナソニックスタジアム吹田では無観客のリモートマッチで大阪ダービーが行われた。セレッソ大阪ガンバ大阪に2-1で勝利。C大阪は2月22日の大分戦(○1-0)に続いて開幕2連勝を飾った。

 2月23日に行われた第1節の横浜FM戦(○2-1)で元日本代表GKの楢崎正剛氏に並ぶJ1最多タイの631試合出場を達成したG大阪のMF遠藤保仁も先発出場。J1通算632試合出場の新記録を樹立した。

 遠藤のメモリアルゲームを勝利で飾りたいG大阪は前半2分、DF藤春廣輝の左クロスにFWアデミウソンが頭で合わせるが、GKキム・ジンヒョンがキャッチ。同28分にはFW宇佐美貴史がドリブルから右足を振り抜く。右45度からのシュートはDFに当たってコースが変わり、右ポストを叩いた。

 一方のC大阪は前半32分、MF清武弘嗣の個人技で中央を崩し、ゴール前にラストパス。PA内に抜け出しかけたFW奥埜博亮が藤春と交錯し、転倒したが、PKの笛は鳴らなかった。

 互いに決め手を欠き、スコアレスで前半を折り返すかと思われた前半アディショナルタイム、C大阪は清武が左サイドに展開したボールをオーバーラップしてきたDF丸橋祐介が左足ワンタッチでマイナス気味のクロス。これに奥埜が左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 1-0とリードした折り返した後半17分、C大阪はPA内の清武がマイナスに落としたボールを丸橋が左足ダイレクト一閃。弾丸ミドルがゴール右隅に突き刺さり、2-0と突き放した。

 G大阪も直後の後半21分、MF小野瀬康介のミドルシュートがDF木本恭生の手に当たる。佐藤隆治主審は迷わずハンドの反則を取り、このPKをアデミウソンが冷静にゴール右に決め、1点を返した。

 同点ゴールを目指すG大阪だが、後半33分、アデミウソンの左クロスに途中出場のFWパトリックが頭で合わせるもGKに止められ、追いつくことはできず。そのまま1-2で敗れ、開幕2連勝とはならず、今季初黒星を喫した。

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