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カペッロ氏が明かすブッフォンの意外な過去…ハチ恐怖症でスタメン落ちの危機?

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 イタリア人指揮官のファビオ・カペッロ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演し、ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンのかつての弱点を明かした。

42歳のブッフォンは長いキャリアにおいて、スクデットやヨーロッパリーグ制覇、ワールドカップ優勝など数々のタイトルを獲得してきた。4日にはトリノとのトリノダービーに出場。セリエA通算648試合出場を記録し、元ミランDFパオロ・マルディーニが保持していたセリエA最多出場記録を更新している。

 そんな偉大なレジェンドについて、かつて2004年~2006年にかけてユベントスを指揮したカペッロ氏が言及。「本当に素晴らしいGKだ。万能さにおいては、イタリアサッカー史上、彼を上回る者は(ディーノ)ゾフしかいない」と称えつつ、ブッフォンがかつて見せた意外な一面を明かした。

「ブッフォンはスズメバチ恐怖症だったんだ。ある日、試合の前にウォーミングアップをしていると、GKコーチの(フランコ)タンクレーディが私のところへ駆け寄ってきた。『スズメバチがいるので、ジジは怖がっている。プレーできない』と言うんだ。そこで私は『問題はない』と答え、第2GKを呼んでピッチに入らせるように指示した」

 当時、カペッロ指揮下で不動の守護神を務めていたブッフォン。しかしハチが原因でスタメン落ちとなることを危惧したのか、これを機にハチ恐怖症を克服したようだ。カペッロ氏は、「その2分後、ブッフォンは戻ってきて私に『プレーしたい』と言いにきた。あの日以降、彼はもうスズメバチを怖がらなくなったよ」と振り返った。

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