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ミラン指揮官ピオリ、ラツィオ&ユベントスを立て続けに下すも「未来はどうなるかわからない」

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 セリエA第31節、ミラン対ユベントスは4-2でミランが逆転勝利を飾った。

 60分までにユベントスが2点を先行したが、62分にズラタン・イブラヒモビッチがPKで1点を返すと、ここからミランの逆襲が開始。その後20分弱で合計4ゴールを叩き込んで試合をひっくり返した。

 試合後、ミラン指揮官ステファノ・ピオリは「彼らはこの勝利で報われた」と選手たちへ労いの言葉をかけている。『DAZN』に対して語った。

「この結果は信じられないメンタリティによってもたらされたものだ。困難な時期でも、選手たちは信じることを続けてハードワークしてくれた」

「それはミラネッロで常にやってきたことだ。ミランが備えているクオリティは順位表に見合ったものではないと私は以前から気になっていたよ。この試合ではとにかく自分たちができることに集中した。その結果だと思っている」

 ミランは来季からラルフ・ラングニックを招き、指揮官ピオリは今季限りで契約解除になるのではないかとのうわさもあるが、本人は「最終節や将来のことは考えていない。私はここにいることが幸せだし、今季は可能な限り高い順位で終えたいと思っている。未来がどうなるかはわからない。ただ、その時が来たらわかるだろう」と多くは語らず、ミランへの忠誠を口にしている。

「この後、まだ何が起こるかわからない。タフなゲームが続くだろうから、今後も自分たちのフットボールに集中する必要がある」

 第30節では2位ラツィオを、第31節では首位ユベントスを撃破したミラン。上位勢から連続勝利をマークしたものの、今季限りでピオリはお役御免となるのだろうか。引き続きその動向が注目される。

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