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ブッフォンが振り返る“控え”としての1年「背番号1番を求めず主将にならない」

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GKジャンルイジ・ブッフォン

 ユベントスに所属する42歳のGKジャンルイジ・ブッフォンがイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、今シーズンを振り返りつつ来シーズンへ意欲を燃やした。

 ブッフォンは昨夏、1年間所属したパリSGを退団すると、2001年夏から17年にわたってプレーした古巣ユベントスへ復帰。正GKボイチェフ・シュチェスニーの控えとして公式戦14試合に出場してチームのセリエA9連覇に貢献し、自身にとって10個目のスクデットを手にした。また、セリエA通算648試合出場を達成。元ミランDFのパオロ・マルディーニ氏が保持していたセリエA最多出場数を更新した。ブッフォンは1年間を振り返り、自身を誇りに思っていることを明かした。

「満足しているよ。スクデットを10回獲得するという目標を持っていたが達成することができた。出場記録も嬉しく思う。しかし簡単な1年間ではなかった。僕は元来、利他主義なので常に環境に適応してきた。しかし過去から現在に至るまで自分が象徴となってきたものに対しても向き合わなければならなかったからね」

「人間として自分には本当に満足している。レギュラーと同じように控え選手も貢献し、チームワークをするべきだと常に信じてきた。しかし言葉にするのと実行するのでは違う。(控え選手としての)テストを受けることになったが、合格できた自分を誇りに思うよ。第2GKを務め、背番号1番を求めず、カピターノ(主将)になることを求めない。今年は僕にとって、これまでと本当に違う年になった」

 ブッフォンは今年、42歳を迎えてなお、現役続行に意欲を燃やしている。

「僕は夢と理想の中で生きているんだ。それはフィジカル面にも良いかもしれないね。僕に白髪が1本もないのは、自分に20%くらい子供っぽくて常識外れな部分があるからかもしれない。自分の熱意が尽きるとは思えないよ」

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