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2季連続CLラウンド16敗退も…レアルは今夏放出を最優先に。総額224億円の売却望む

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今夏レアルは放出を最優先に

 今季マンチェスター・シティに敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では2シーズン連続でラウンド16敗退となったレアル・マドリー。しかし、今夏の移籍市場の方針は変わらないようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 レアルは先日のCLラウンド16第2戦で、シティのホームに乗り込んだ。主将DFセルヒオ・ラモスが不在の中、DFラファエル・バランが激しいプレスを受けて2失点に絡んでしまい、1-2と敗戦。2試合合計2-4で準々決勝進出とはならなかった。

 レアルは、S・ラモス不在時のCL直近7試合で6敗と厳しい成績となっている。今回の敗退でファンから補強を求める声も上がっているようだが、クラブの方針に変わりはないようだ。

『マルカ』によると、コロナ禍の影響で財政的ダメージを受けるレアルは、今夏は選手放出で1億8000万ユーロ(約224億円)を稼ぎたいと考えているという。すでにDFアシュラフ・ハキミら4選手の放出で6000万ユーロ(約75億円)を得ているが、残り1億2000万ユーロの収入を確保するつもりのようだ。

 売却候補としては、先のシティ戦でメンバー外となっていたMFハメス・ロドリゲスとFWガレス・ベイルに加え、DFセルヒオ・レギロン、DFヘスス・バジェホ、FWボルハ・マジョラルらが挙がっている。今季セビージャへレンタルされていたレギロンの市場価値は3000万ユーロ(約37億円)と見られており、エバートンなどが興味を示しているようだ。

 またFWルカ・ヨビッチはオファー次第で売却を認めるようで、MFルカ・モドリッチとFWルーカス・バスケスの去就も不透明なようだ。さらにMFダニ・セバージョスは、今季レンタルで加わっていたアーセナルが契約を望んでいるという。

 一方で、ソシエダへレンタル中のMFマルティン・ウーデゴーアについては、今週中にも決断するようだ。選手自身は復帰を否定していないが、ファーストチョイスになることを望んでおり、残り契約が1年となったモドリッチの去就次第で決定すると見られている。

 10日にはMF久保建英をビジャレアルへ1年間のレンタルで放出したレアル。引き続き、人員整理を最優先に進めるようだ。

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