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[RYUKEI CUP U-16]米子北は流経大柏に惜敗。先輩DF昌子に憧れるCB青戸は課題改善誓う

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米子北高CB青戸幸輝はゴール前で奮闘した

[8.10 RYUKEI CUP U-16 流通経済大柏高 1-0 米子北高 RKUフットボールフィールドA]

 米子北高(鳥取)は「2020 RYUKEI CUP U-16」初戦で流通経済大柏高(千葉)に0-1で惜敗。ボールを繋いで背後を突いてくる相手に対し、CB青戸幸輝とCB三好颯乃を中心としたDFラインやMF森川和軌、GK安田太陽が食い止め、連動した攻撃でチャンスを作っていた。

 司令塔のMF野田徹生が長短の正確なパスを通し、左SH中井唯斗が中へ切れ込んでパスやシュート。強敵相手に堂々と渡り合っていた印象だ。だが、スコアは0-1。門脇章裕コーチはまだ走る・戦うという部分でできていないことが多いと言い、「勢いが彼らに必要」と指摘していた。

 選手たちにも満足感は全くなかった。青戸は「課題が見つかった試合だと思っています。これからの練習に活かしていきたい。チームとしては走れないのでそういうところは一つ一つやっていきたいです」。改善することを誓い、試合の入りでの勢いの部分も求めていく考えだ。

 青戸はこの日、「ロングボールが来た時は絶対に負けない」と決めてプレー。ゴール前で身体を投げ出し、相手の攻撃を良く封じていた。試合の流れを読んでコーチングすることや身長177cmの高さを活かしたヘディング、球際に自信を持つ。同じポジションの選手で米子北OBのDF昌子源(現G大阪)が憧れの選手。目標の昌子に近づけるように、日々のトレーニング、試合に意識高く臨み、レベルアップを繰り返していく。

「まだまだ自分の中では出し切れていないプレーとかあったんですけれども、(流経大柏と対戦して手応えよりも)課題の方が多かったです。もっと身体も大きくしていきたい」。強豪との対戦の中で得た課題を必ず今後に活かす。

(取材・文 吉田太郎)

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