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レオナルドが4戦連発!! 西川が好セーブ連発!! 1点を守り抜いた浦和、広島に完封勝利

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決勝点となるPKを沈めて4試合連続ゴールを記録した浦和レッズFWレオナルド

[8.15 J1リーグ第10節 浦和1-0広島 埼玉]

 J1リーグは15日、第10節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズサンフレッチェ広島が対戦。前半5分にFWレオナルドの得点で先制した浦和が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利で3試合ぶりの白星を獲得した。

 ホームの浦和は前節・名古屋戦(●2-6)から先発5人を入れ替え、FW武藤雄樹、MFエヴェルトン、MF関根貴大、DF宇賀神友弥、DF槙野智章らを先発起用。一方、2連勝中の広島は前節・湘南戦(○1-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分に好機をつかんだのは浦和だった。レオナルドの絶妙なスルーパスに反応して左サイドからPA内に走り込んだMF汰木康也が、MFハイネルのファウルを誘ってPKを獲得。このPKをキッカーを務めたレオナルドが冷静に沈め、スコアを1-0とした。レオナルドは4試合連続ゴールと好調を維持している。

 1点のビハインドを背負った広島は前半17分、右サイドのハイネルが送ったクロスをFWレアンドロ・ペレイラが打点の高いヘディングで合わせるも、枠を捉えたシュートは横っ飛びしたGK西川周作に左手1本で弾き出される。さらに同21分には右サイドを駆け上がったMF川辺駿のクロスのこぼれ球に反応したL・ペレイラが鮮やかなバイシクルでゴールを強襲するが、西川に今度は右手1本でストップされて同点ゴールを奪うには至らなかった。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同3分にハイネルのスルーパスからL・ペレイラが抜け出すも、右足から放ったシュートは西川に阻まれる。さらに同5分にはMF森島司のCKからハイネルがヘディングで狙うも、西川に右手1本で止められるなど、どうしても浦和の守護神の壁を打ち破れない。

 後半12分には広島ベンチが動き、MF東俊希とMF茶島雄介を同時投入して状況を打開しようと試みる。後半から最終ラインに5枚を並べて守備に重心を置いた浦和に対し、一方的にボールを保持して押し込み続けるが、どうしても広島に同点ゴールが生まれない。

 その後も後半19分にMF藤井智也、同29分にFWドウグラス・ヴィエイラとMF野津田岳人を投入し、浦和ゴールをこじ開けようとする。しかし、FW杉本健勇を前線に残し、時にはフィールドプレーヤー9人が自陣PA内まで入って守備をこなした浦和を攻略し切れず。集中力を切らさずに粘り強い守備を見せた浦和が、レオナルドの1点を守り切って1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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