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Jリーグ、9月7日から「手拍子」解禁へ! 「拍手OK」との混乱解消

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 Jリーグは25日、第14回臨時実行委員会を行い、9月7日以降はファン・サポーターによる手拍子を解禁する方針を決めた。終了後、黒田卓志フットボール本部長が報道陣向けのオンラインブリーフィングで明かした。

 Jリーグのガイドラインではこれまで、自然発生的な「拍手」を容認していたが、チャントの際などに行われてきた「手拍子」は「声を出しての応援を誘発する可能性がある」として禁止していた。しかし、両者の違いはファン・サポーターの混乱を招いており、運営担当との議論を経て安全性を確認し、解禁することが決まった。

 一方、手拍子を喚起するためにコールリーダーなどが声を出すことは引き続き禁止される。黒田本部長はどのように手拍子が行われるかについて「ファン・サポーターの工夫なのか、どうなっていくかは読みきれない。ルールとして趣旨は限定していない」としつつ、「誰かが手拍子をして、それが全体に広がっていくことはありうる」と展望を述べた。

 また声を出す応援やハイタッチなどの接触を伴う応援、ビッグフラッグ、太鼓・メガホン等の鳴り物の使用、タオルマフラーを振ったり回したりする行為は引き続き禁止。ガイドラインには今後、新たに禁止の理由も記される。

 同日には観客入場を上限5000人とする「超厳戒態勢」が9月いっぱいまで延長する方針を決定。アルコール販売やビジター席設置の自粛も継続する。

(取材・文 竹内達也)
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