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10か月ぶりの代表戦に臨む伊指揮官マンチーニ「我々には観客が必要。早く平常に」

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イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督

 イタリア代表監督のロベルト・マンチーニが30日、ボスニア・ヘルツェゴビナおよびオランダとの対戦に向けて記者会見に出席し、意気込みなどを語った。

 マンチーニ率いるイタリアは、新型コロナウイルスの感染拡大により3月以降のすべての試合がキャンセルとなっていたが、約10か月ぶりの公式戦となるネーションズリーグ・リーグAのグループリーグ、ボスニア戦(4日)およびオランダ戦(7日)に向けて再始動。選手およびスタッフのコロナウイルス検査も行われ、全員の陰性が確認された。イタリアは昨年、優勝したポルトガルに敗れてグループリーグ敗退を喫したが、今年は決勝進出を目指す。

「コベルチャーノに戻って来ることができて非常に満足している。士気は以前に増して高まり、今日の再出発を迎えた。私の代表チームがよいプレーを見せ、ネーションズリーグの決勝へたどり着くことを願っている。コロナウイルス期のカルチョについてどう考えるか? 我々は何よりもまず、観客を必要としている。このスポーツは、みんなのためのスポーツであり、できる限り早く平常に戻ることができるよう願っている」

 イタリアの最後の試合は、昨年11月に行われたEURO2020予選のアルメニア戦(9-1)に遡る。マンチーニは今回、選手の状態を確かめる意味合いもあり、37名ものメンバーを招集。4日の初戦ボスニア戦へ向けた準備を行う。

「チームの骨格やプレースタイルは変わらない。今いる選手をベースにして、変化を加えることになる。大量招集したのは、選手の状態が分からず、10月および11月の試合へ向けて評価をしておくためでもある。ボスニアは簡単な相手ではない。初戦でもあり、上手くやれるようにしなければならない。集中力と注意力が必要だ。オランダ戦についてはその後、考えたい」

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