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ACL二転三転で大打撃…日程変更迫られるJリーグ「最終節後ろ倒しは難しい」

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程変更を受け、同大会に3チームが出場しているJリーグもスケジュールの再編成を強いられている。黒田卓志フットボール本部長が15日、「日程をどうするかを検討している。また出場3クラブとも協議している」と述べた。

 今季のACLは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、未消化となっているグループリーグ第3節以降の日程が二転三転してきた。

 7月上旬に発表された延期スケジュールでは、日本勢が出場する東地区グループリーグと準々決勝は10月16日から11月4日に開催。準々決勝と準決勝は同25日から28日にかけて行われる予定だった。ところが、AFCは今月10日に二度目の延期を発表。グループリーグ残り試合から準決勝は11月15日から12月13日の期間に先延ばしとなり、西地区で開催される決勝戦も12月19日(当初12月5日)に延期された。

 Jリーグは7月上旬に発表されたACL日程に基づき、出場3チーム(横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸)の公式戦を他の予備日に振り替えていたが、再編成の必要性が浮上。またACL決勝戦の試合日が、例年は一斉開催で行われているJ1リーグ最終節の当日に決まったことから、さらに難しい処理を迫られている。

 黒田本部長は「現状決まっているものはない」としながらも「後ろには天皇杯を控えているので、19日のリーグ最終節を後ろに倒すのは現実的に難しい」と説明。最終節の一斉延期は行わず、試合単位で組み直していく方向性を示した。

(取材・文 竹内達也)
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