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トッテナムOBがベイル冷遇のジダン監督を批判「『私は間違えたのか?』と自問自答する必要がある」

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ジダン監督に冷遇されたベイル

 トッテナムのレジェンドDFグラハム・ロバーツ氏が、ウェールズ代表MFガレス・ベイルについて語っている。『ベルナベウ・デジタル』が伝えた。

 2013年夏にトッテナムからレアル・マドリーに完全移籍したベイルは、2013-14シーズン、2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で決勝点を沈めるなど、多くのタイトル獲得に貢献。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督との関係悪化が噂され、今夏に古巣トッテナムにレンタルで帰還することとなった。

 とはいえ、ジダン監督はベイルの退団について「私から言えるのは、私たちは問題を抱えていなかったということだ。彼がレアル・マドリーで残した功績は、誰も取り除くことができない。私たちは問題を抱えていなかった」と不和が生まれていなかったことを強調している。

 一方でグラハム氏はレアル・マドリーにおけるベイルの扱いが実績に対して不当なものだったと主張した。

「ガレスの前にはまだ未来が広がっている。レアル・マドリーのファンは非常に気難しいものだが、ベイルはチャンピオンズリーグの決勝で2度にわたり素晴らしくかつ非常に重要なゴールを決めている」

 さらに、その追及の矛先をジダン監督に向けている。

「ジダンは鏡を見て自問自答する必要がある。『私は間違えたのか?』とね」

 ベイルについて改めて「彼は素晴らしい選手だ。トッテナムにとって、ギャレスとの契約は正解だよ。間違いなくチームに大きな弾みをつけるだろう」と称賛したグラハム氏。プレーする場所を古巣に定めたスタープレーヤーは、これから本来の実力を発揮していくことができるのだろうか。

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