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筑波大が打ち合い制して天皇杯3回戦へ! 小川佳純監督率いる初出場・TIAMO枚方は“ウノゼロ”勝利

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接戦を制した筑波大が3回戦へ

 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会の2回戦1日目が23日に行われた。福山シティFCFCバレイン下関の1試合のみ、今月30日に行われる。

 大学勢対決となった筑波大桐蔭横浜大の対戦は、激しいシーソーゲームに。筑波大は前半3分、DF三浦雅人のゴールで先制すると、さらに同18分にはFW森海渡が追加点を決め、2-0と点差を広げた。

 しかし桐横大が猛反撃。2失点目から2分後の前半20分、MF加々美登生が相手GKのこぼれ球を押し込んで1点を返すと、1-2で迎えた同35分にはMF松本幹太が相手のボールを奪い、連続得点で試合を振り出しに戻した。

 前半を2-2で折り返すと、次にスコアを動かしたのは桐横大。後半6分、FW篠原友哉からFW鳥海芳樹へとつながったボールを、再び加々美が右足シュート。怒涛の3連続得点で、3-2と試合をひっくり返した。

 だが、まだ試合は終わらない。筑波大は後半32分にFW和田育がPKを決めて3-3の同点に。さらに、同36分にはMF井川空が右CKを頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。試合はそのまま終了し、筑波大が4-3で再逆転に成功。3回戦に駒を進めている。

 初出場勢ではFC TIAMO枚方が2回戦突破を決めた。昨季に現役を引退した小川佳純氏が監督を務める同チームは、2004年の創設から初の天皇杯出場権を獲得。初戦となった2回戦では奈良クラブと対戦した。

 試合が動いたのは前半11分。TIAMOはMF佐藤諒からFWチョ・ヨンチョル、MF井上翔太にパスがわたると、最後はMF加藤博人がボールを持つ。左足シュートを放ち、ゴールに突き刺した。先制点がそのまま決勝ゴールとなり、初出場のTIAMOが3回戦に進出している。

 2回戦は15試合が行われ、残る1試合の福山シティFC対FCバレイン下関は今月30日に開催。3回戦は10月28日に7試合、11月11日に1試合が行われる。

結果は以下のとおり
【2回戦】
9月23日(水)
三菱水島FC 1-0(延長) 松江シティFC [みよし陸]
いわきFC 0-3 ラインメール青森FC [Jヴィレッジ]
FC徳島 5-0 松山大 [春野陸]
VONDS市原FC 2-3(延長) 東京武蔵野シティFC [オリプリ]
新潟医療福祉大 3-0 アルティスタ浅間 [新発田陸]
福岡大 1-4(延長) 鹿屋体育大 [国分陸]
アルテリーヴォ和歌山 1-0 MIOびわこ滋賀 [紀三井寺]
富士大 3-2 ソニー仙台FC [Qスタ]
福井ユナイテッドFC 2-1(延長) 富山新庄クラブ [福井テクノ]
Honda FC 2-1 常葉大 [都田]
長良クラブ 0-4 FCマルヤス岡崎 [長良川陸]
FC TIAMO枚方 1-0 奈良クラブ [ヤンマーフィー]
高知ユナイテッドSC 2-1 高松大 [春野陸]
MD長崎 0-2 ヴェルスパ大分 [トラスタ]
筑波大 4-3 桐蔭横浜大 [ひたちなか市総合]

9月30日(水)
福山シティFC 16:00 FCバレイン下関 [広島一球]

●第100回天皇杯特設ページ

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