beacon

PK戦の末に敗れたリバプール…クロップ監督「今夜はうまくいかなかった。問題ない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユルゲン・クロップ監督が試合を振り返る

[10.1 カラバオ4回戦 リバプール 0-0(PK4-5)アーセナル]

 リバプールは1日のカラバオカップ4回戦でアーセナルと対戦。0-0のまま決着がつかず、PK戦に突入すると、4-5で敗れた。ユルゲン・クロップ監督は会見で試合を振り返っている。

 今季3度目の対戦となった両者は、序盤から膠着状態に。前半終了間際にはMF南野拓実のシュートがクロスバーを叩き、得点とはならなかった。後半に入り、交代選手を投入するも、結局90分間でスコアは動かず。延長戦はなく、そのままPK戦となり、リバプールは4-5で大会から姿を消すことになった。

 南野やMFディオゴ・ジョタなど若手選手を起用した今試合。クロップ監督は「若手たちにとって学びになった。彼らはうまくいくと自信を持って挑んでおり、その姿勢は私はとても好きだった」と評価を語る。

 結果としてはPK戦で敗れ、大会を去ることに。指揮官は「実際は引き分けであり、アーセナルに対しては本当に良い結果といえる」と試合を振り返り、「チャンスはたくさん作ることができた。だから、この試合で収穫は多かったと思います。フィニッシュはもっと増やすべきかもしれませんが、彼らのパフォーマンスに満足しています」と出場選手たちをねぎらった。

 試合を通して、クロップ監督は相手GKのベルント・レノを称賛。「彼が本当に良い試合運びをしていた。いくつか良いセーブもあったね」と語りつつ、「彼には試合後、彼の好パフォーマンスについて自分の不幸を伝えたよ」とその評価を当事者にも伝えたことを明かした。

 PK戦については「古来より運の要素が大きいものだ。アーセナルはうまく打ったね。私たちはそれができなかった。それが負けた理由です」と実力ではないことを強調。「今夜はうまくいかなかった。それはまったく問題ない。もう一度やり直していく。約束しよう」と気持ちをしっかりと切り替えていた。

●カラバオ杯2020-21特集
●プレミアリーグ2020-21特集

TOP