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リバプール撃破にアーセナル監督満足「ベルント・レノはすごく良かった」

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アーセナルがリバプールを破り、カラバオ杯ベスト8進出

 アーセナルはカラバオカップ4回戦でPK戦の末にリバプールを打ち破り、ミケル・アルテタ監督は選手たちのパフォーマンスを称賛した。英『BBC』が伝えている。

 1日、アンフィールドで行われたカラバオ杯4回戦は0-0のままPK戦に突入。7本のセーブを記録して90分を無失点に抑えたGKベルント・レノがPK戦でもリバプール6人目のキックを止める活躍を見せ、アーセナルがPK5-4で勝利。レノは8強入りの立役者となり、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 アルテタ監督は『スカイスポーツ』に対して、「選手たちのパフォーマンスにはとても満足している。並外れたプレーを見せてくれた」と語り、守護神への賛辞を惜しまなかった。

「以前よりもずっと戦えるようになっていたし、とても強くプレスを仕掛けてくれた。ベルント・レノはすごく良かったよ。私たちが必要としているときに、彼はいてくれた。アンフィールドで勝つためには、強力な個の力が必要だ。今日はそれがあった」

「私はベルントを信じている。彼のことはよく知っているし、彼がチームに何を与えてくれるかもよくわかっている。GKエミリアーノ・マルティネスには出ていってほしくなかったが、それは双方にとって正しいことだったのかもしれない。まだまだリバプールとの差は大きい。彼らのレベルに到達できるように改善を続けていくしかない」

 アーセナルは4日前、プレミアリーグでリバプールに1-3で敗れていただけに、アルテタ監督は選手たちの反骨心を喜んだ。 両チームはメンバーを多数入れ替え、共にぎくしゃくしたプレーが目立ったが、レノが2つのシュートを止め、MFジョー・ウィロックがPKを成功させたことで試合は決まった。

「私たちにはまだ学ぶべきところがたくさんある。だが、私たちは正しい道を歩んでいる。私の覚えているかぎり、ヨーロッパで最高のクラブと対戦したのは、ここ約8週間で3回目だ。チームにとっては一歩前進だね」

「私たちはすべてのコンペティションで、トロフィーを狙いにいきたいと思っている。このクラブはそうでなければならないし、そのようにするつもりだ」

 アーセナルは準々決勝でマンチェスター・シティをホームに迎える。指揮官は「私は勝利を待ち望んでおり、いまはそれを噛み締めている。次はマンチェスター・シティと対戦しなければならないが、それはそれで仕方がないことだ。タフなチームがたくさん残っている。それに向けて準備をしていきたい」と意気込んだ。

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