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“伏線”あった? 山形エースFW山岸祐也が福岡に電撃移籍! 社長「強く慰留しましたが本人の意志が固く…」

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山形FW山岸祐也が福岡に完全移籍

 アビスパ福岡は6日、モンテディオ山形のFW山岸祐也(27)が完全移籍で加入することを発表した。7日の午前練習からチームに合流する予定となっている。

 尚志高出身の山岸は流通経済大を経て2016年に群馬へ入団。18年から岐阜に新天地を求めると、昨年8月には山形に完全移籍した。昨季はシーズン途中の加入ながら山形でJ2リーグ戦14試合に出場し、ハットトリックを含む計4得点の活躍。チームをJ1参入プレーオフ進出に導いた。

 今季は石丸清隆新監督の下、パスサッカーへと舵を切ったチームで中心的な役割を果たすと、2ゴールを挙げた第23節・群馬戦(○4-1)まで全試合に出場し、チームトップの6得点を記録。だが、直近のゲームとなる4日の第24節・松本戦(●1-3)では突然のメンバー外となっており、動向が注目されていた。

 山岸は福岡のクラブ公式サイトを通じ、「J1昇格の為に全力で戦います。最後みんなで笑って終われるように頑張ります! 一緒に戦ってください! 宜しくお願いします!」と挨拶している。

 一方、山形のクラブ公式サイト上では「今、このタイミングで移籍をするのかどうか、本当に悩みました。そして、移籍するという決断をしましたが、そんな簡単に決められなかったですし、本当に悩んだのは事実です。しかし、移籍すると決めたからには、覚悟をもって福岡に行きたいと思います」と決意のコメント。「この山形での1年間は本当に濃く、とても成長することが出来ました。どんな時も応援していただいたサポーターのみなさんからの愛をすごく感じました。本当に感謝しています。これからも少しでもいいので気にかけていただければ嬉しいです。ありがとうございました」と思いを伝えた。

 また、代表取締役社長を務める相田健太郎氏は、移籍の経緯について「我々は山岸祐也選手を貴重な戦力として、高く評価しておりました。今回の移籍の話があった際にクラブはシーズン最後までチームの一員として、共に戦い続けて欲しい旨を伝え、強く慰留しました。しかし、本人の意志が固く、今回の移籍に至りました」と説明。「これからの山岸祐也選手の活躍を願うとともに、我々は成長を続けるべく、シーズン後半戦もチームの強化にあたってまいります」と表明した。

 山形は第24節終了時点で7勝8分9敗(勝ち点29)の16位。福岡は14勝4分6敗(勝ち点46)で自動昇格圏内の2位につけ、9連勝中と好調を維持している。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW山岸祐也
(やまぎし・ゆうや)
■生年月日
1993年8月29日(27歳)
■出身地
千葉県
■身長/体重
183cm/80kg
■利き足

■経歴
柏ラッセル-尚志高-流通経済大-群馬-岐阜-山形
■出場歴
J2リーグ:159試合26得点
天皇杯:4試合2得点

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