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決めたのは植田直通!! 20年初白星もたらした代表初ゴール「岳くんに感謝したい」

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日本代表DF植田直通

[10.13 国際親善試合 日本1-0コートジボワール ユトレヒト]

 投入されたのは後半43分。与えられた時間はわずかだった。しかし、日本代表DF植田直通はチームに勝利をもたらす大きな仕事をやってのけた。

 0-0で迎えた試合終盤。コートジボワールに押し込まれる時間での投入となり、植田が投入されると4バックから3バックに変更された。そして、植田はゴールで魅せた。

 その時は後半アディショナルタイムに訪れる。敵陣右サイドでFKのチャンスを得ると、MF柴崎岳が蹴り出したボールにファーサイドで反応。相手マークを巧みにはずしてPA内でフリーになると、豪快なダイビングヘッドを突き刺し、チームに20年初勝利をもたらした。

「残り限られた時間だったので、自分の使命は無失点に抑えることと、セットプレーでチャンスがあれば1点狙おうと思っていた。そこで本当に良いボールが来たので、岳くんに感謝したい」。自身の代表初ゴールに喜びを表した。

 約10か月振りの代表活動。カメルーン戦はベンチから試合を見守ったため、出場はコートジボワール戦の数分のみとなったが、「有意義な時間を過ごせたし、皆でこうやって過ごせたことが自分の成長にもつながっていると思うので、この経験を次に生かして、また呼ばれるように頑張りたい」と、その視線は前だけを見据えている。

 今回の試合ではDF吉田麻也とDF冨安健洋がCBの位置で2試合連続出場を果たした。しかし、「2人がいま出ているけど、日本には他にもたくさんの良い選手がいるし、そういった選手にも負けないように日々精進していきたい」と意気込みを示した。

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