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日本代表AT決勝点、キャプテン麻也も敵将もポイントに挙げたのは「集中力」

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[10.13 国際親善試合 日本1-0コートジボワール ユトレヒト]

 日本代表に劇的な決勝点が生まれたのは後半アディショナルタイム1分、右サイドからMF柴崎岳が蹴ったFKにファーサイドから走り込んだDF植田直通が合わせた形からだった。

 ポイントは「集中力」だった。キャプテンのDF吉田麻也は「アフリカのチームはボールウォッチャーになってファーサイドが空く傾向にある。タフな試合で集中力を欠く可能性が高い」と冷静に分析。「正直、僕がファーに行きたかったんですけど」と苦笑いで話すも、「直通の方が可能性があるなと思った」と途中出場の後輩DFに託した判断力にも胸を張った。

 敵将、コートジボワール代表のパトリス・ボーメル監督も「集中力」を悔やんだ。今回の代表招集では特に精神力の強化に努めてきたという敵将。それだけに「非常に後悔が残る。立ち上がりも悪くなかったし、後半は我々のペースで進んでいた。アディショナルタイムで失点してしまったのはフラストレーションが溜まる。選手たちにはとにかく集中力を持つように言ってきたが、最後に集中力のところで試合が台無しになったのは残念」と悔しさを隠し切れない様子で話した。

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