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クラシコへ不安残す公式戦2連敗…ジダンがレアルに欠けていたものを指摘

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試合を振り返ったジネディーヌ・ジダン監督

[10.21 欧州CL第1節 R・マドリー2-3シャフタール]

 レアル・マドリーは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループB第1節でシャフタールをホームに迎え、2-3で敗れた。黒星スタートを受け、ジネディーヌ・ジダン監督がチームに欠けていたものを指摘している。スペイン『アス』が試合後のコメントを伝えた。

 24日に敵地でバルセロナとの“エル・クラシコ”を控えるレアルはDFセルヒオ・ラモスを招集外とし、MFトニ・クロース、FWカリム・ベンゼマ、FWビニシウス・ジュニオールらがベンチスタート。序盤こそボールを保持して攻勢に出たものの、前半だけで3失点を喫した。後半に上記3選手を投入して反撃を図ると、MFルカ・モドリッチ、ビニシウスが決めて2-3と追い上げたが、そのままタイムアップ。昇格組に不覚を取った17日のラ・リーガ第6節カディス戦(●0-1)に続き、公式戦2連敗となった。

 ジダン監督は試合全体を振り返り、「悪かった。前半は……選手たちにとっては十分なものじゃなかった。ピッチに出て走るのは彼らだ。だが、私が見たいようなパフォーマンスは見れなかった。それは監督の責任だ。少なくとも後半は、ある程度立て直すことができた。彼らはこんな試合に値しない。選手たちは王者であり、それが私を苛立たせた。責任は私にあり、解決策を見つけなければならない」と反省を口にしている。

 そしてチームに欠けていたものとして「自信」を挙げ、「というのは、いつものように試合に入れなかったし、いきなり難しい場面に出くわしてしまった。私たちはそれに対応し、選手たちもそうした。ただスコアを立て直すことはできなかった。今日起きてしまったことを反省して、考えていきたいと思う」と言及。スタメン変更に関しては「試合が重なっており、休みをまったく取れない選手もいる。3日に1試合はプレーしなければならないんだ」と説明し、「しかし、それも言い訳にはならない。これらの決断は私がしたことであり、再び強くなって勝利できるようになるための策を見つけなければならない」と語った。

 次は中2日でリーガ第7節のバルセロナ戦に臨む。ジダン監督は「今はこの試合で何が悪かったのかを分析し、次の試合に向けて準備をしなければならない。土曜日(24日)までに何が起きるのかを見てみよう」と話した。

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