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1G2Aの結果を残した久保建英、先発への熱き思い「これで確約されたわけではない」

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MF久保建英が1ゴール2アシストで猛アピール

[10.22 ELグループI第1節 ビジャレアル5-3シバススポル]

 ビジャレアルに所属するMF久保建英は22日のヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ初戦・シバススポル戦で、移籍後初得点を含む1ゴール2アシストを記録。スペイン『マルカ』では、試合後の久保のコメントを伝えている。

 EL開幕節で加入後初先発となった久保は前半13分、味方のシュートが相手GKに阻まれたところを冷静に詰め、こぼれ球をワンタッチで押し込んで先制。加入後初ゴールがチームに勢いを与える得点となった。

 さらに前半20分には、PA手前で冷静にスルーパスを出すと、FWカルロス・バッカのゴールをお膳立てする。2点先取に成功したビジャレアルだが、前半に追いつかれて2-2で後半に折り返す。

 後半も久保の勢いは止まらない。後半12分、左CKのキッカーを務めると、蹴り出したボールにDFフアン・ フォイスが頭で合わせ、勝ち越しの3点目。久保はこの試合2本目のアシストを決め、3-2と再びリードした。

 その後再び追いつかれたビジャレアルだが、途中出場FWパコ・アルカセルが2得点を奪い、試合は5-3で勝利。2年ぶりのELで初陣に白星を飾った。

 勝利の立役者の一人となった久保。『マルカ』では「個人としても、チームとしても出来に満足しています」と試合を振り返り、「ここからさらに積み重ねていきたいです」とさらなる意欲も垣間見せる。そして、先発メンバーへの熱い思いも吐露。「これで(先発が)確約されたわけではない。誰だって先発に入りたいものですし。たくさんの競争があります。そして僕はその中で前進できました。週末の試合でどうなるか見ていきましょう」。

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