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「最悪の事態に備えている」ジダンの“余命”、クラシコ含む2試合で好転しなければ…

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ジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ開幕戦でシャフタールに2-3で敗れ、公式戦2連敗を喫した。ジネディーヌ・ジダン監督の進退はエル・クラシコを含む2試合にかかっていると、仏『レキップ』が報じた。

 『レキップ』はエル・クラシコからの2試合で状況が好転しなければならないとして、解任の可能性を報道。記事では「ジダンは水曜日にCLでシャフタールに敗れてから、最悪の事態に備えている」と伝えた。24日にバルセロナ戦、27日にCLボルシアMG戦を控えている。

 レアルは17日のラ・リーガ第6節で昇格組のカディスに0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。さらに21日のシャフタール戦はDFセルヒオ・ラモスを欠く守備陣が前半だけで3失点を喫してホームで敗れ、まさかの公式戦2連敗。なお、ジダン監督は試合後、以下のように語っていた。

「感触は悪かった。結局、すべてがめちゃくちゃだった。先制点のミスもあったと思うが、選手たちが自信を失ってしまっていたのは事実だし、プレー全体も良くなくて、前半戦ではいくつものミスがあった。少なくとも、後半戦の選手たちの巻き返しには安堵しているし、いくつか状況を変えてくれた。彼らにはこんな展開はふさわしくないからね。だが悪い試合だった。私は監督であり、解決策を探す必要がある。そして今日はそれができなかった。選手たちにとっては難しい試合になってしまった」

「すべてが少し物足りなかった。だが、何よりも自信が欠けていた。それが最も重要なものだ」

「私なら問題を解決できると思っているし、実際にそれをやろうとしている。これは明らかなことだ。選手たちもまた、問題を解決しようとするだろうし、今日の試合に関してもそれは変わらない。私たちは解決策を見つける必要があるし、そうするだろう。自分たちが置かれている状況については、みんなわかっていると思う。これで2度目の悪い試合だ。いまは土曜日にある次の試合に向けて準備しなければならない」

「私たちはやろうとしていた。それこそ最初の1分から、高い位置でプレスをかけようとしていた。だが失点してから、すべてが変わってしまい、その代償が重くのしかかった」

「だが、これもサッカーだ。受け入れなければならない。今日の試合はくもり空だったが、明日には太陽が上るものだ。つまり、サッカーというのは時として非常に難しく、今日は難しい日だった。だが私はとてもポジティブだし、このチームがやろうとしていることを信じている。これを前進させていきたいと思っているよ」

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