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川崎F一筋18年…中村憲剛が今季限りでの現役引退を発表「正直ホッとしている」

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MF中村憲剛が引退発表

 川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛が今季限りでの現役引退を発表した。クラブのオンライン会見で「私、中村憲剛は今シーズン限りで川崎フロンターレを引退します」と表明した。

「正直ホッとしているというか、いつかはこの言葉を言う日が来るんだろうなとずっと思っていましたし、いろんな人に事前に伝えて、チームメイトには今日伝えて、今日皆さんにこのような話ができた。ホッとしているというか、スッキリしている。今はそういう気持ちです」

 30歳から引退を漠然と考えるようになり、決断したのは「35歳をすぎた時」。35歳の誕生日に妻と「40歳まで」と区切りを決めたという。36歳だった2016年に史上最年長でリーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞。17年にタイトル獲得、18年に連覇を達成。昨季はルヴァン杯初優勝を成し遂げた。

「終わりが決まったからこそ、それまでの苦労が嘘のようにタイトルが手に入って、自分の中で40歳で終わるという終着点が徐々に見えてきたところで前十字を切った。復帰したプレーをみなさんに見せて引退するんだと、自分の中では今シーズンで終わると決めていた」

 今季は左膝の大怪我から約10か月ぶりに復帰した8月29日の第13節清水戦でゴールを挙げると、前日のFC東京戦では40歳の誕生日を自ら祝う決勝ゴールを決めていた。中村は2003年に中央大から川崎F(当時J2)に入団。フロンターレ一筋18年のレジェンドがスパイクを脱ぐ。

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