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原副理事長が『JリーグTV』でルヴァン杯決勝が延期になった経緯を語る

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 Jリーグは6日にリーグ公式Youtubeチャンネル『JリーグTV』(https://youtu.be/pwOuqeXK0G4)を更新。原博実副理事長が出演し、ルヴァンカップ決勝の延期について言及した。

 Jリーグは4日、柏レイソルネルシーニョ監督と選手3人を含む合計13人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを発表。それに伴い、7日に開催予定だったルヴァンカップ決勝の緊急延期を発表した。柏は5日にもスタッフの陽性反応を発表し、結果的に柏の陽性確認は14件となった。

 村井満チェアマンは4日の会見で「現状では非常に多くの陽性反応がある一方、感染源や感染経路が明確に特定できる状況に至っていないという認識。3日後に迫るルヴァン杯を開催することが選手の安全を守る観点から非常にリスクが大きいと判断した」と語っている。

 原副理事長は動画内で当時を振り返り、2日の時点で1選手の陽性を確認したことと、ネルシーニョ監督とスタッフの症状を確認。翌日にはアウェーで仙台戦が控えていたため、ほかの選手やスタッフは現地に行っていたことを明かした。その後仙台戦の延期が発表。3日にはネルシーニョ監督らの陽性も確認され、仙台から帰還した残りの選手やスタッフも検査を実施。4日の夕方には13名の陽性が確認できたという。

 4日の午後7時半からJリーグと感染症の専門家、そしてルヴァン杯決勝に出場する柏、FC東京陣営と会議を実施。4日中に結論を出すということをさだめつつ、開催の可否を話し合った。陽性判定13人という数から濃厚接触の経路の確定は難しく、7日に決勝を開催するとしても、4日、5日、6日、そして7日の試合直前まで検査を実施しなければいけないということ、その上で柏で出場できる選手が揃っているか不明なことも考慮され、延期の決定に至ったという。

『JリーグTV』は下記から
https://youtu.be/pwOuqeXK0G4


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