[11.11 J1第33節 FC東京1-0札幌 味スタ]

　200勝を達成した監督同士の対決は、“健太トーキョー”に軍配が上がった。来季続投が決定したFC東京長谷川健太監督は「来季ACLの権利は、連勝すればその可能性を残してカタールに行ける。来シーズンにつながる勝利」と5試合ぶりの白星を喜んだ。

　今季、長谷川監督は10月4日の湘南戦(○1-0)でタイ代表監督を務める西野朗氏以来、史上2人目となるJ1通算200勝を達成した。すると、10月24日にはペトロヴィッチ監督が横浜FC戦(○3-0)でJ1通算200勝を達成。史上3人目、外国人監督としては初の偉業となった。
　
試合前には201勝で並んでいたが、名将対決はFW永井謙佑の決勝ゴールでFC東京が勝利し、連敗を脱出。J1ホーム通算150勝を達成した。長谷川監督は「ペトロヴィッチ監督とは毎回斬るか斬られるかという試合になるので、一瞬でも集中力を切らせばいつでもやられる展開だった。好調の札幌に勝ったことで自信を取り戻すきっかけになる」と頷いた。

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