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「アジアはアステカのお得意様」メキシコメディア、日本&韓国撃破で対アジアの優位性を強調

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 メキシコメディアが、東アジアとの代表戦2連勝を飾った母国代表チームについて、ポジティブな論調で伝えた。

 現地時間17日に行われた日本vsメキシコは0-2で決着。メキシコはこれで韓国代表との親善試合(3-2)に続き、極東アジアとの2連戦で連勝をマークした。

 メキシコ版『MARCA』は今回のオーストリア遠征2連戦について「メキシコはアジアのライバルに対して、大きなアドバンテージを誇っている」との見出しでクローズアップしている。

「メキシコのチームがアジアのチームと対戦する時、特に日本や韓国との対戦ではスピードと組織への対応が問題になりがち。だが今やアジアのチームは、アステカ(メキシコ)にとってお得意様のクライアントとなった。実際にメキシコはアジアのチーム相手に優位性を示している。これまでメキシコはアジアの代表チームと32試合戦い、24勝3分け5敗という結果を残している(この勝利数には今回の日本戦、韓国戦も含まれている)ことから、それは誰の目にも明らかだ」

 記事では、これまでメキシコが日本相手に高い勝率を誇っていると強調し「アジアのチームに敗れた試合を振り返ると、2006年2月の韓国戦(0-1)にまで遡ることになる。その後もメキシコ代表は各コンペティションでアジアのライバルチームを退けてきた」と伝えている。

「日本とは2013年のコンフェデレーションズカップでも会った。このときは2-1で勝利。この一戦は日本人とアステカ人がフットボールスタジアムで対峙した最後の機会だった」

「そして火曜日にメキシコは7年ぶりに日本と再会した。これまでメキシコは日本と7試合戦い、通算成績は6勝1敗となった。唯一の敗戦は1996年で、このときは2-3で極東のチームが勝利した。だがそれ以降、親善試合だけでなく、2005年と2013年のコンフェデレーションズカップでもメキシコは勝利を収めている。従って、日本は24年間メキシコを打ち負かしていない」

 FIFAワールドカップでは1994年大会から7大会連続でベスト16進出を果たしている北中米カリブ海地区の雄、メキシコ。今回の代表マッチウィークでは日本と韓国からの2連勝は、対アジアの自信をより深める結果となったようだ。
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