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「メッシにしては珍しい」帰国時の態度にスペイン紙が注目

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クラブでの現状に再び不満を示したFWリオネル・メッシ

 バルセロナのFWリオネル・メッシが帰国時の空港で見せた態度にスペイン『アス』が注目している。

 メッシは今夏にバルセロナ退団の意思を公表したが、一転して残留を表明。今季はここまで公式戦10試合に出場し、6ゴール4アシストを記録している。先日までカタールW杯南米予選に臨むアルゼンチン代表に招集され、13日のパラグアイ戦(△1-1)、18日のペルー戦(○2-0)でいずれも先発フル出場していた。

 同紙によると、メッシはバルセロナの空港に到着した際、ある記者に対して「僕がいつもクラブの全ての問題であることに少しうんざりしているというのが本音だ」と話したという。

 チームメイトのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの元代理人であるエリック・オラッツ氏は先日、メッシについて「バルサにおける恐怖政治だ。彼と一緒にいるか、彼に反対するかのどちらかだ」と批判していた。

 同紙はメッシの空港での言葉が、この件を質問した記者に向けてのものかは定かではないとしつつ、ペルー戦勝利後に「気分がいい」と語った24時間前の態度からの急変に驚きを示している。

 プライベートジェットのターミナルでは、税務調査官がメッシを調査するために待ち構えており、その苛立ちが前述の発言につながった可能性もあるようだ。いずれにしても「旅帰りにめったに話をしない彼にしては、あまり普通のことではない」と同紙はレポートした。

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