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東京五輪世代が年内に活動再開へ! JFA反町委員長「現在地を知っておきたい」

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日本サッカー協会の反町康治技術委員長(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)

 来年夏に延期された東京オリンピックに臨むU-23日本代表が今年12月下旬、1年ぶりに活動を再開することが分かった。24日、日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長がオンラインでの取材対応で明かした。

 反町委員長は「五輪が来年の夏には開催される予定なので、それに向けて逆算した場合、12月のリーグが終わった時点で1週間弱お借りしたい。国内組という形にはなるが、1年間活動がなかったのでいまの現在地を知っておきたい」と述べた。

 来年1月1日に天皇杯決勝、同4日にルヴァン杯決勝を控えているものの、Jリーグは12月20日に全日程が終了する。クラブの合意が取れた選手が同21日をめどに招集され、今年1月にAFC U-23選手権を戦って以来の活動を行う予定。来年のJリーグも過密日程が想定されるため、開幕前キャンプに支障をきたさないためにも、活動できる時期に実施しておく構えだ。

 また来年3月に延期されたAFC U-19選手権(U-20ワールドカップの最終予選)に参戦するU-20日本代表をはじめ、U-18やU-16といったさらに先の大会を目指す世代別代表チームも活動を行う予定。反町委員長は「コロナの状況が良くないので心配だが、どんどん日本代表として日の丸としてのパイを広げることをやっていかないといけない。全体として層を広げつつ、来年に向かっていきたい」と力を込めた。

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