beacon

「内部に何らかの問題がある」デル・ピエロ氏がCLで不振のインテルについて見解

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリアのレジェンド、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏がインテルについて自身の見解を示した。

今季、チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ4試合を消化して2分け2敗のインテル。勝ち上がりの可能性は限りなく低い状況となっているが、デル・ピエロ氏はインテルの現状について「何か重要な問題が水面下にある」とイタリア『Sky』に対して語った。

「インテルはいろんな意味でターニングポイントにあると思う。以前から何か内部に問題があると思っていたが、それはどうやら深刻化しつつある」

「(レアル)マドリーとの試合を見て、このチームは結束を欠いていて、分裂していると認識した。インテルはシャフタールとの1試合を除いて、多くの対戦相手にゴールを献上している。これは戦術的、技術的な問題ではないだろう。背景には何らかの大きな問題が内部にある。だからこそ、この状況に陥っている」

レアル・マドリー戦の前半、警告を受けたにもかかわらず、執ような抗議をしたために2枚目のイエローカードを受け、ピッチから去ったアルトゥーロ・ビダルについては「彼はそういう一面があるね。警告を受けた後の立ち回りについては完全に誤りだった。彼はイエローカードを受けたことをしっかりと理解していなかった」と2011-12シーズン、ともに戦った元同僚について糾弾した。

セリエAでは4勝3分け1敗でリーグ5位に付けている一方、CLでは2分け2敗で早期敗退危機のインテル。デル・ピエロ氏は長年の僚友アントニオ・コンテ率いるインテルについて、歯車が噛み合っていない状況だと見ているようだ。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP