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躍動した鎌田大地、今季2度目の1試合2アシスト!! ウニオンとの打ち合いはドロー決着

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全3得点に絡んだMF鎌田大地

[11.28 ブンデスリーガ第9節 ウニオン・ベルリン3-3フランクフルト]

 ブンデスリーガは28日に第9節を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトはMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンと対戦し、3-3で引き分けた。開幕から9試合連続先発となった鎌田はトップ下に入ると、2アシストを記録してフル出場。長谷部は2試合連続のベンチスタートで出番はなし。負傷明けの遠藤はベンチ外だった。

 いきなり試合は動いた。ウニオン・ベルリンは前半2分にGKのミスを突いてMFロベルト・アンドリヒが押し込み、先制に成功。6分にはFWマックス・クルーゼがPKを沈め、2-0にリードを広げた。反撃に出るフランクフルトは28分、MFエリック・デュルムのプレスからボールを奪取すると、鎌田が右サイドをドリブルで持ち上がり、絶妙なグラウンダーのクロス。ファーサイドのFWアンドレ・シウバが左足で押し込んだ。

 鉄板ホットラインでゴールをこじ開け、鎌田は3試合ぶりの今季5アシスト目。さらに、前半36分にはPA左手前の位置で鎌田がFKを獲得する。キッカーのMFフィリプ・コスティッチが左足で蹴り込むと、シウバが技ありヘッドでねじ込み、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 2-2で迎えた後半34分にも鎌田に見せ場が訪れた。スルーパスで背後に抜け出した鎌田はドリブルで持ち出し、マークに遭いながらもクロスを供給。走り込んだFWバス・ドストが押し込み、逆転に成功した。鎌田は今季2度目の1試合2アシストで今季6アシスト目。しかし、その3分後にはクルーゼが技ありミドルを叩き込み、3-3のまま試合終了。ウニオン・ベルリンは連勝が3で止まり、フランクフルトは4試合連続のドローとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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