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スペイン紙がリーガ初得点の武藤を絶賛「一線を画すFW」「お宝だ」

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スペイン紙がFW武藤嘉紀を絶賛

[11.30 ラ・リーガ第11節 ベティス0-2エイバル]

 加入後初ゴールを挙げたエイバルFW武藤嘉紀に対し、スペイン『マルカ』が称賛の言葉を送っている。

 武藤は11月30日に行われたラ・リーガ第11節ベティス戦(○2-0)で2試合連続のスタメン出場。前節ヘタフェ戦(△0-0)に続いて1トップに入ると、0-0の後半4分に待望の瞬間が訪れた。

 右CKからキッカーのMFブライアン・ヒルが左足でクロスを供給。ニアのDFエステバン・ブルゴスが頭でコースを変え、ゴール前で反応した武藤が左足を伸ばして押し込んだ。

 同紙はリーガ出場8試合目で初得点をマークした日本人FWに関し、次のようにレポートしている。

「武藤は(11月22日の)ヘタフェ戦で目覚ましいパフォーマンスを見せたが、好調を確固たるものにするためにはゴールが必要だった。なかなか(指揮官のホセ・ルイス・)メンディリバルのチームに入ることができなかったものの、少しずつ気持ちは楽になってきているようだ」

「彼はスペースでダメージを与える能力、そして洗練された技術のクオリティーを備え、エイバルの監督が擁していたFWとは一線を画すストライカーだ。このエイバルの直線的なプレーにおいて、(本拠地の)イプルーアではもっと苦しむかもしれない。しかし、アウェーではメンディリバルが絞り出すお宝だ」

 次節は7日に開催され、エイバルは本拠地にバレンシアを迎え撃つ。武藤は今季ホーム初白星につながるゴールを決め、メンディリバル監督からの信頼をさらに高めることはできるだろうか。

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