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勝利喜ぶトゥヘルだが…フレッジの頭突きは「なぜレッドじゃない?驚いたね」

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パリSGのトーマス・トゥヘル監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦の勝利を喜んでいる

 パリSGトーマス・トゥヘル監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦の勝利を喜んでいる。

 2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節で、マンチェスター・Uと敵地で対戦したPSG。決勝トーナメント進出のために負けは許されない状況だったが、6分にネイマールが先制点を奪う。その後追いつかれたが、69分にマルキーニョス、後半アディショナルタイムにはネイマールが再びネットを揺らし、3-1と勝利を収めた。

 この結果、PSGは勝ち点を9に伸ばした。マンチェスター・U、ライプツィヒも同勝ち点で並んでいるが、当該チーム同士の得失点差の関係で首位に立った。

 試合後、トゥヘル監督は会見で「勝利を求めてオールド・トラッフォードに来た。ここで勝つことは世界最大の挑戦。難しい局面もあったが、団結力を失うことはなかったね」とチームを称えている。

 またこの試合の23分には、フレッジがレアンドロ・パレデスに頭突きしたような場面があったが、判定はイエローカードだった(その後70分に2枚目のカードで退場)。PSG指揮官はこの場面について、「フィールドの端では頭突きしたように見えた。テレビもチェックしていたのに、イエローカードは驚きだった。なぜレッドじゃなかったのかはわからない。本当に驚いた」と判定に非門の声を上げた。

 負傷から完全復活を果たし、この日2ゴールを奪ったネイマールについて、指揮官は「まだ100%ではないが、決定的だった。彼はマルキーニョスと同じく、(昨季決勝の舞台)ポルトガルの時から決定的な存在なんだ。彼らは責任をとるリーダーである」と信頼を口にしている。

 PSGは次節、突破をかけて4位バシャクシェヒルと対戦する。トゥヘル監督は「突破に手をかけているが、まだだ。1人にでもやりきったと思ってほしくない。今は最後の一歩を踏み出さないと。そのためには、同じメンタリティでプレーしなければ」と気を引き締めた。

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