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森保監督の頭を悩ませられるか…U-23代表候補初招集8人に「すべてを出してもらいたい」

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 約1年ぶりの活動を行うU-23日本代表候補メンバーが17日に発表された。常連と呼ばれるメンバーだけでなく、8人もの選手が初招集された。

「今年1年スカウティングしてきた中で存在感を発揮した選手、伸びしろがある選手」

 森保一監督がそう表現したように、初招集となったGK沖悠哉(鹿島)、DF中村帆高(FC東京)、MF金子拓郎(札幌)、MF安部柊斗(FC東京)、MF高嶺朋樹(札幌)、MF金子大毅(湘南)、MF郷家友太(神戸)、FW浅野雄也(広島)は、いずれも今季のJ1リーグで多くの出場機会をつかんだ選手たちである。

 今回の活動期間は22日から26日までとわずかなもの。しかし、初招集の彼らにとっては貴重なアピールの場となるだろう。指揮官は「チームのコンセプトを最初からすべて発揮するのは難しいと思う」と語りつつ、「トレーニングや試合に向けての意図を考えてもらいながら、まずは自分の持っている力をすべて出してもらい、特長を最大限発揮してほしい」と期待を寄せる。

 東京五輪まで残り8か月。今後はメンバーも絞られていくことになるだろう。「この先、力関係が変わっていくか、序列が変わっていくかは選手たち次第」と語った森保監督の頭を悩ませるようなパフォーマンスを見せたいところだ。

※写真は左上から時計回りでGK沖悠哉(鹿島)、DF中村帆高(FC東京)、MF金子拓郎(札幌)、MF安部柊斗(FC東京)、FW浅野雄也(広島)、MF郷家友太(神戸)、MF金子大毅(湘南)、MF高嶺朋樹(札幌)

(取材・文 折戸岳彦)

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