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1年前に悔しさ味わったDF橋岡大樹、決意新たに「絶対に五輪に出たい」

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1年前のAFC U-23選手権で全試合フル出場したDF橋岡大樹

 約1年前、悔しさを味わった――。約1年ぶりの活動となるU-23日本代表候補に名を連ねた浦和レッズDF橋岡大樹は、「ライバルに負けないように」と気を引き締めている。

 20年1月のAFC U-23選手権。初戦サウジアラビア戦を1-2、続くシリア戦も1-2で落としたチームは史上初のグループリーグ敗退を経験。最終戦のカタール戦も1-1で引き分け、未勝利のまま大会から姿を消すことになった。

 全試合フル出場を果たした橋岡はグループリーグ敗退後、「いろいろな人に批判はされているし、『こんなんで大丈夫なのか?』と言われている。悔しいけど、認めないといけない結果ではある」と悔しさを滲ませていた。

 新型コロナウイルスの影響を受け、東京五輪が1年延期になるなど、AFC U-23選手権後に悔しさを晴らす場は訪れず。しかし、「チームに帰って悔しい気持ちを払拭するようなプレーをしたいと思ってきた。五輪も1年延期になったけど、1年成長した自分を見せられると思う」と前向きに捉えてきた。

 これまでは同代表の常連メンバーの1人として活動に参加してきたが、気の緩みなど微塵もない。「絶対に五輪に出たい。今まで代表に呼ばれてきたけど、そんなのは関係ない。良い選手が出れるのが代表だと思っているので、ライバルに負けないように結果を出していきたい」と再アピールに燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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