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「他の選手にはないスピード」を武器に…FW前田大然は貪欲にゴールを狙う

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U-23日本代表候補FW前田大然(横浜FM)

 目標の一つとしてきた東京五輪は1年延期となった。しかし、U-23日本代表候補FW前田大然(横浜FM)は「さらに成長する1年」と前向きに捉えている。

 今夏、ポルトガルからJリーグに復帰。しかし、23試合3得点と不完全燃焼に終わった。チームがタイトルを逃したこともあり、「チームとしても、個人としても不甲斐ない結果に終わってしまった」と悔しさを滲ませつつ、「来季こそはという思いで、今は代表でしっかり活動している」と約1年ぶりとなるU-23代表候補合宿に臨む。

 これまでの活動では、3-4-2-1の1トップやシャドーを務めてきたが、今合宿では4-2-3-1の左サイドハーフの位置で調整。しかし、やるべきことは変わらない。「ポジションに関係なく、前の選手はゴールやアシストに絡んでいかないといけない」とゴールに絡むイメージを膨らませている。

 26日には関東大学選抜との練習試合が行われる。「他の選手にはないスピードを自分は持っていると思うので、うまく利用しながらやりたいし、しっかりゴールを取りたい」と貪欲にゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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