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札幌で成長遂げたMF田中駿汰、約1年ぶり活動に「フレッシュな気持ちで取り組めている」

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U-23日本代表候補MF田中駿汰(札幌)

 プロサッカー選手として1年間を戦い抜いた。U-23日本代表候補MF田中駿汰(札幌)は「今まで取り組んでいなかったことをトライできた」と自身の成長を実感している。

 大阪体育大4年時の19年5月、トゥーロン国際大会に出場するU-22日本代表に初選出されると、直後には新シーズンからの札幌加入内定が発表された。その後も東京五輪世代の代表活動に3度参加して経験を積み、プロ1年目となった札幌でのシーズンも31試合2得点を記録した。

「自分としては色々なポジションを経験できて、プレーの幅を広げられたシーズンだった。今までボールを持った時のプレーに重きを置いていたが、ボールを持っていない時の動き出しの部分など、自分が今まで取り組んできていなかったことをいろいろ試合の中でトライできた」

 確かな成長を遂げ、U-23日本代表候補に合流。今合宿では2CBのトレーニングに入って動きを確認する場面もあったが、フォーメーション練習ではボランチの位置で調整を進める。

 翌26日には関東大学選抜との練習試合が控えている。「フレッシュな気持ちで、しっかりアピールしようと思って取り組めている。自信を持って取り組んできたことを試合でも出したい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

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