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クロップとの別れを後悔? ドルトムント→バイエルン移籍を振り返るゲッツェ「ペップからは…」

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今季からPSVに所属するMFマリオ・ゲッツェ

 PSVの元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェはブンデスリーガ時代、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・C)率いるバイエルンに移籍したことを「挑戦」と表現しつつ、ドルトムントユルゲン・クロップ監督(現リバプール)と一緒に過ごす時間が足りなかったことを後悔しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 ドルトムントの下部組織出身のゲッツェは21歳だった2013年夏、3700万ユーロ(約47億円)でバイエルンに移籍した。しかし、新天地で思うような活躍を見せられず、2016年夏にドルトムント復帰。今夏にドルトムントとの契約が切れると、28歳にして自身初の海外挑戦を決断し、オランダのPSVに加入した。

 ゲッツェはバイエルン移籍について「僕はペップの哲学を知りたくて、自らへの挑戦を課した。バイエルンでは3回にわたってチャンピオンズリーグ準決勝に進出し、グアルディオラからはピッチ上の全く異なる位置からサッカーを見る方法を教えてもらった」と振り返っている。

 その一方で、クロップ監督のもとを離れるのが早かったと後悔していることも明かし、「彼は僕の人生の中で最も重要な人物の1人だ」と恩師への信頼を語った。

 クロップ監督が去ったドルトムントへの復帰後は、代謝異常で離脱を余儀なくされる不運も重なり、以前の輝きを見せられなかったゲッツェ。今季加入したPSVではエールディビジ8試合で3ゴール2アシストを記録し、首位アヤックスと勝ち点1差の2位につけるチームをけん引するなど、復活の兆しを示している。

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