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9年ぶりタイトルの価値…主将MF東慶悟が“持ってない”返上「東京にとってこれがスタート」

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カップを掲げたMF東慶悟

[1.4 ルヴァン杯決勝 柏1-2FC東京 国立]

 FC東京にとって、ルヴァンカップ優勝は9年ぶりのタイトル獲得となった。長谷川健太監督は試合後のオンライン会見で「このルヴァン杯が第一歩だと思っている。さらにタイトルを目指して戦っていきたい」と述べ、早くも来季を見据えていた。

 FC東京は今季、川崎Fを倒した2009年大会以来11年ぶりにルヴァン杯を制覇。3大タイトル獲得も2011年の天皇杯以来9年ぶりの悲願だった。13年に加入した主将のMF東慶悟は「優勝できなかったらキャプテンが持ってないと言われると思っていたので、全員の力でチャンピオンになれて嬉しく思う」とほっとした表情を見せた。

 昨季はシーズンの大半を首位で過ごしたものの、最後の最後で横浜F・マリノスに抜かれて2位フィニッシュ。「マリノスにまくられて、目の前で優勝する姿を見せつけられたのはわれわれにとって悔しい経験だった。その悔しさから今季があった」(長谷川監督)との言葉どおり、この日の喜びはひとしおだった。

 だが、選手には早くも新たな思いが芽生えているようだ。「東京にとってこれがスタート」と語った東は「やっぱり優勝したらまた優勝したいと思うし、優勝の瞬間はいまも忘れないので、すぐにでもタイトルを取りたいという気持ち」ときっぱり。来季の躍進に向けて、さらに高まるモチベーションを表現した。

 また長谷川監督も「タイトルを取らないとタイトルが集まってこない。お金と一緒。取るまでが非常に大変。取ることによって他のタイトルが近づく。一つ何でもいいから取りたいと思っていた」と今回の優勝の価値を強調。「このルヴァン杯が第一歩だと思っている。さらにタイトルを目指して戦っていきたい」と意気込みを語った。

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