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順大MF新関成弥が決勝ヘッド!「頑張り時」Jスカウト集結全国大会で3年生がアピール

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MF新関成弥がヘディングで決勝点を決めた

[1.11 #atarimaeni CUP1回戦 桐蔭横浜大0-1順天堂大]

 MF新関成弥(3年=清水ユース)が前半33分、右サイドのCKに競り勝ってヘディングシュートをねじ込み、順天堂大(関東6)を2年ぶりとなる全国大会ベスト4へと導いた。

 今大会に入って得点こそなかったが、感覚は悪くなかったという。特に2回戦の四国学院大戦、試合終盤にヘディングで合わせた場面があったが、GKの好セーブに遭ったため決めきることが出来なかった。次は絶対決めるぞという気持ちがあったので、決めきれてよかったです」。

 課題と言われていた守備の部分で成長している。高校時代もプレミアリーグEASTでランキング2位の8得点を決めるなど、もともと得点力のある選手だったが、大学リーグで出場するためには守備面での評価も求められた。

 堀池巧監督からも守備について言われることが多いという。ただ今大会に入り、献身的な守備が見られるようになってきた。これについて堀池監督も「ここ何試合かは守備を相当やってくれている。そういう意味ではSBの小川(真輝(3年=川崎U-18)も助かったんじゃないかな」と目を細める。

 3年生、来季は進路についての危機感は常に持っている。全国大会での活躍が、プロになるための何よりのアピールになることも分かっている。「結果を残していかないと進路に繋がっていかない。頑張り時だなと分かっているので、ゴールという形で勝利に繋げられたのは嬉しい。次にも繋げられたと思います」。

 順天堂大は21日に味の素フィールド西が丘で東海大と準決勝を戦う。

(取材・文 児玉幸洋)
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