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選手権の大会優秀選手39人が選んだスパイク【MF・FW編】

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(写真協力『高校サッカー年鑑』)


 全国高体連サッカー部技術委員会は11日、第99回全国高校サッカー選手権決勝終了後に同大会の優秀選手39人を発表した。

 選出された39名の着用スパイクを紹介する。

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MF


 大会優秀選手に選ばれたMFは16人。着用スパイクメーカー内訳はナイキ4人、ミズノ3人、アディダス、アシックス、ニューバランス、アスレタが2人、プーマ1人となった。傾向として見られたのが約6割の9人が天然皮革のアッパーを選んだ点だ。柔らかならアッパーでボールタッチを重視しているのがわかる。さらにモデル別で言えば、松木玖生(青森山田)、谷口航大(山梨学院)、青木俊輔(東福岡)の3人が着用したナイキ『ファントムGT』が最も多く履かれた。このスパイクはアッパーは天然皮革ではないが、フライニットが採用されアッパーは柔らかく、表面にはテクスチャーが施されており、ボールコントロールにも大きく貢献する作りになっている。より正確なボールコントロールが求められる中盤の選手たちが重視するのがボールタッチである傾向が見られた。

宇野禅斗(青森山田2年)
アディダス『コパ 20.1』

安斎颯馬(青森山田3年)
ミズノ『モレリア2』

松木玖生(青森山田2年)
ナイキ『ファントムGT』

大畑凜生(矢板中央2年)
→ミズノ『レビュラ3』

荒井悠汰(昌平1年)
ニューバランス『442 PRO』

須藤直輝(昌平3年)
ニューバランス『フューロン V6 PRO』

谷口航大(山梨学院2年)
ナイキ『ファントムGT』※スコーピオンモデル着用

新井爽太(山梨学院3年)
アシックス『DSライト X-FLY4』

川上航立(帝京長岡3年)
アスレタ『オーヘイ H003』

廣井蘭人(帝京長岡1年)
アスレタ『オーヘイ T006』

鈴木淳之介(帝京大可児2年)
→アシックス『DSライト3』

小宅空大(帝京大可児3年)
アディダス『ネメシス 19.1』

松井治輝(神戸弘陵3年)
ミズノ『モレリア2』

青木俊輔(東福岡3年)
ナイキ『ファントムGT』

吉田陣平(佐賀東2年)
ナイキ『マーキュリアル ヴェイパー 13』※ネイマール・シグネチャーモデル着用

永吉飛翔(神村学園3年)
プーマ『フューチャー 6.1』

FW


 FWは7人が選出された。内訳はナイキ3人、プーマ2人、アシックス1人、アスレタ1人。傾向としては見られるのは、軽量性が特徴のスパイクが多いことだ。現在、販売されているモデルで最も軽いスパイクが福田師王(神村学園)が履いたプーマ『ウルトラ 1.1』だ。片足約160g(27.0cm、FG/AGモデル)と圧倒的な軽さを生み出した。また、久保壮輝(山梨学院)、木原励(京都橘)が着用したナイキ『マーキュリアル ヴェイパー 13』も片足約185g(27.0cm、FGモデル)と軽さが特徴のスパイクだ。

野田武瑠(山梨学院3年)
アシックス『DSライト アクロス』

久保壮輝(山梨学院3年)
ナイキ『マーキュリアル ヴェイパー 13』※カスタムカラー着用

酒匂駿太(帝京長岡3年)
ナイキ『ファントムヴェノム』

葛岡孝大(帝京長岡3年)
アスレタ『オーヘイ H003』

木原励(京都橘2年)
ナイキ『マーキュリアル ヴェイパー 13』

崎山友太(米子北3年)
→プーマ『プーマワン 20.1』

福田師王(神村学園1年)
プーマ『ウルトラ 1.1』

全体ではナイキ、プーマが上位に


 39人全体のメーカー内訳は、ナイキ13人、プーマ7人、ミズノ、アシックスが5人、アディダス、ニューバランス、アスレタが3人だった。

 モデル別では、ナイキ『マーキュリアル ヴェイパー 13』が6人で最も着用されており、次いでプーマ『フューチャー 6.1』ナイキ『ファントムGT』の2モデルが3人に着用されていた。


●スパイク専門オンラインストア
 『ゲキサカFC STORE』



●【特設】高校選手権2020

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