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ガットゥーゾが苦言「今どきの若者はスマホばかり。くだらないことばかり読むな」

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 ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが10日、ウディネーゼ戦終了後に記者会見に出席して試合を振り返ったほか、最近の選手たちに苦言を呈した。

 ガットゥーゾ率いるナポリは10日、セリエA第17節においてウディネーゼと敵地で対戦。15分にFWロレンツォ・インシーニェがPKを沈めて先制に成功したが、27分にFWケビン・ラザーニャの得点で同点に追いつかれると、苦戦を強いられた。それでも、試合終了間際の90分にMFティエムエ・バカヨコが決勝点を挙げて2-1と辛くも勝利を収めている。

 指揮官のガットゥーゾは試合を振り返り、自身の見解を示した。

「スペーツィア戦(ナポリが1-2で敗北)の直後とあり、簡単ではなかったが、チームは生きていた。我々には重要な目標があり、選手たちも常に全力でプレーしなければならないことを理解していた。またカルチョにおいては、気持ちの面も影響する。スペーツィア戦の(トンマーゾ)ポベーガのゴールシーンでは、闘志が足りなかった。ブロンドで青い目のイケメン、ブラッド・ピットのように鏡の中の自分を眺めるのではなく、時にはブサイクで汚くてもカリメロのようにならなければならない」

 続いてナポリ指揮官は、スマートフォンを手放さない最近の若者に対して苦言を呈した。

「今どきの若者はスマホに依存し過ぎるあまり、多くの情報を読み過ぎている。ナポリやローマのようなクラブでプレーすること自体が難しいことであるのに、(さらなる情報源として)ラジオやらサイトやらが山ほどある。くだらないことばかりを読むことより、ピッチにエネルギーを注いで、コツコツと取り組むべきだ」

 ナポリ指揮官は最後に、FWフェルナンド・ジョレンテの去就について言及。離脱中のFWビクター・オシムヘンの状況も踏まえ、チームに残留する可能性を示唆し、「オシムヘンは明日、PCR検査を受けるが、腕のケガが万全ではない。100%確信が持てない限り、フェルナンドはここから動かない」と述べた。

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