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パトが古巣にラブコール?「ミラン復帰は夢。イブラは少し変わってるけど、最高のコンビに」

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 元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが14日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣ミランへラブコールを送った。

 2008年に母国ブラジルのインテルナシオナルからミランに移籍し、18歳でセリエAデビューを飾ったパト。翌シーズンから3年連続で2ケタ得点をマークするなど活躍を見せ、2010-11シーズンにはスクデットを獲得した。しかし度重なるケガに苦しみ、2013年1月にミランを退団。以降は母国ブラジルやチェルシー、ビジャレアル、中国の天津天海などでプレーを続けていた。2019年3月から所属していたサンパウロを退団した31歳のパトは今冬、新天地を模索している。

「イタリアで僕に関心を持っているクラブがあると聞いたよ。しかし僕は31歳。僕が求めているのは、高額な契約書ではなく、プロジェクトが気に入るかどうかなんだ。お金が目的であれば、中国に残留したところだよ」

「フィジカルに問題はなく、調子は良い。ただセリエAにいた頃とは、内面が変わった。自分に何ができるか、何をするべきかが分かる。そして意欲がすべてだ。僕の将来はヨーロッパ、とくにイタリアにあるような気がする。セリエAにおいて、まだ自分の力を発揮できるはずだと考えている」

■39歳のイブラから刺激を受ける31歳パト
 そんなパトは、かつて所属したミランへの思いを明かしつつ、39歳にして躍動するFWズラタン・イブラヒモヴィッチとの競演に意欲を示した。

「もちろん、ミランに懐かしさを感じないなんてことはない。150試合に出場して63得点を挙げ、スクデットとスーペルコッパを制したんだ。ミラン復帰は僕の夢だよ。イブラヒモヴィッチの控えとしてのオファーを受け入れるか? そうだね、何か問題ある? しかし僕が控えになるはずがない。2試合ほどプレーすれば、監督を納得させられるはずだ(笑)」

「それはさておき、イブラと同時にプレーできる可能性もある(笑)。きっと素晴らしいコンビになるはずさ。彼からは刺激を受けているんだ。39歳のイブラができることなら、31歳の僕にもできるはず。ただ一つ、必要なのはピッチ内外における彼のような意志だと思う。年を重ねれば重ねるほど、トレーニングに打ち込まなければならないからね」

「イブラもチームも全力を尽くしてきたが、イブラはクラブの成長において重要な役割を担った。彼ならもう1シーズン、素晴らしいパフォーマンスを見せられるはずだ。少し変わっているが非常に良い奴で、素晴らしい青年なんだ」
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