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中国復帰迫るイガロ、今後の米国行きを希望…マンUでの“夢物語”にも言及

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 マンチェスター・ユナイテッドに期限付きで加入しているFWオディオン・イガロだが、アメリカに新天地を求める可能性があるようだ。

 昨冬の移籍市場最終日、上海申花から期限付きでマンチェスター・Uに電撃移籍したイガロ。新型コロナウイルスによる中断のあった昨シーズン、同選手はほとんどの試合で途中出場だったものの、5ゴールをマークするなどインパクトを残していた。その後、中国のクラブとの交渉により、今月いっぱいまで移籍期間が延長されたが、今シーズンはエディンソン・カバーニの加入もあり、ほとんどプレー時間を得られていない。

 そして、間もなくオールド・トラッフォードでの“夢物語”が終わり、上海申花への復帰に近づく中、31歳の元ナイジェリア代表FWは『ESPN』に対して、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)に挑戦することを示唆した。

「MLSを見ているし、このリーグはとても上手くいっている。MLSでプレーしたい。オファーを待つ必要はあるけど、チャンスがあれば挑戦したい。リーグは上手くいっているし、良い生活もある。ゴンサロ・イグアインやジオヴァンニ・ドス・サントスら多くの選手がいる。経験のある選手にとって、アメリカに行くことは良いことだ。デイヴィッド・ベッカムのクラブ(インテル・マイアミ)も成長している。どうして行かないなんて言えるんだ?」

 また、終わりに近づくマンチェスター・Uでのキャリアについても同選手は振り返った。

「良いこともあったし、難しいこともあった。ユナイテッドに加入する前、ここでプレーするなんて思いもしなかった。子どもの頃にはマンチェスター・ユナイテッドのことでケンカしたこともあった。夢をかなえた僕はこの地球上で最も幸せな男だ」

「代理人からマンチェスター・ユナイテッドが僕を欲しがっていると聞かされたときのことを覚えている。上海の夜10時か11時だったけど、朝まで寝られなかった。給与が減ることを気にはしなかったし、夢だったからマンチェスター・ユナイテッドに行くことだけを望んだ。朝の6時まで震えていたし、部屋の中を歩き回っていた」

「僕はフットボール選手として満たされた。例え、今から何も成し遂げられなかったとしても、キャリアが終わったとき、僕は満たされたと感じられるだろうね」
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