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ベンチ外のメッシが延長&PK戦で見せた“もう1つの顔”

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準決勝はベンチ外だったFWリオネル・メッシ

 バルセロナのFWリオネル・メッシが13日のスペインスーパーカップ準決勝ソシエダ戦(1-1、PK3-2)で取った行動に対し、スペイン『フットボール・エスパーニャ』が「リオネル・メッシが延長戦でもう1つの顔を見せた」と題して注目している。

 メッシは左足ハムストリングに問題を抱えていたため、同試合はメンバーから外れてスタンド観戦だった。バルセロナは前半39分にMFフレンキー・デ・ヨングのヘディング弾で先制したが、後半6分にPKから同点ゴールを献上。そのまま1-1で90分間を終えた。

 スペイン『フットボール・エスパーニャ』は同国『スポルト』の報道を引用し、「彼は後半が終わると、チームメイトを励ますために(スタンドから)ピッチに降りてきて、何人かの選手に戦術的な指示を出した」とレポート。さらに1-1で突入したPK戦の際も「他の選手たちと同じようにグラウンドに残り、PKを行うチームメイトをサポートしていた」という。

 バルセロナはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの連続ストップなどの活躍もあり、PK3-2で決勝進出を果たした。

 同メディアは「メッシはその寡黙な性格と、揺れ動く状況をコントロールし、経験の浅い同僚にリーダーシップとインスピレーションを提供する能力がないことで、キャリアを通じて強く批判されてきた。昨日(13日)の行動はそれを否定し、彼の指導力を強調した」と称賛している。

 スペインスーパーカップ決勝は17日に開催。バルセロナは2018年以来の優勝を目指し、ビルバオと対決する。

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