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セルティック育ちのロバートソン、先輩ジェラード率いるレンジャーズに「躍進を歓迎できない」

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セルティック育ちのDFアンドリュー・ロバートソン

 リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、クラブOBであるレジェンドのスティーブン・ジェラード氏について言及した。

 ジェラード氏は現在、スコットランドのレンジャーズを率いてリーグ首位を独走。指導者としての手腕を高く評価する声も相次いでいる。そんなジェラード氏について、ロバートソンは『Greatest Games Podcast』を通じてジェイミー・キャラガー氏に対し、次のような見解を示した。

「もちろんリバプールの誰もが彼のことを愛しているし、彼の成功を祈っている。だけど、僕はレンジャーズの躍進を歓迎できないんだよね。何せ、セルティックの熱心なファンとして育ってきたから」

「確かにジェラードがレンジャーズでやっていることは、とてつもないことだ。チームを新たなレベルへと引き上げたね。セルティックにとっては、追いつくことさえ難しい状況だ。後半戦、もしかしたら追い上げることはできるかもしれない。だが、リーグ10連覇はかなり確率が低くなった」

 するとキャラガー氏は「それはずいぶん排他的な意見だね。君はジェラードのことが好きじゃないのか」と冗談交じりに返している。

 スコティッシュ・プレミアシップでレンジャーズは現在、21勝2分の無敗という圧倒的な成績で首位を独走している。一方でセルティックは13勝5分2敗の2位につけているが、レンジャーズとの勝ち点差は21も開いており、リーグ9連覇中のセルティックは今季の10連覇が危うい状況となっている。

 レンジャーズとは長年ライバル関係にあるセルティック。同チームで育った“フープス・ファン”のロバートソンにとって、先輩ジェラード氏が率いるレンジャーズの躍進は手放しで喜ぶことができないようだ。

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