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「高額移籍金で苦しんだ」「失敗の烙印を押された」フレッジ、天王山を前に苦悩の日々を振り返る

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マンチェスター・Uのブラジル代表MFフレッジ

 マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFフレッジが、自身の移籍金に悩まされていたことを明かした。

 シャフタール・ドネツクで台頭したフレッジは、2018年の夏にマンチェスター・U入り。5250万ポンドという高額移籍金での加入となったが、初年度はリーグ戦17試合の出場にとどまるなど本領を発揮できなかった。

 批判の対象となることも少なくなかったフレッジだが、2年目から徐々にプレミアリーグに適応していくと、昨季は公式戦48試合に出場。今季もここまでハイパフォーマンスで首位を走るチームに欠かせない存在となっている。

 フレッジは、ブラジル『Globo Esporte』で加入当初の苦悩を振り返り、「最初のシーズンは本当に苦しんだ。多くの選手がそういう状況に陥るとは思うけどね。高額移籍金のことがあったからきつかった。そういう移籍の場合、すべての試合で良いプレーをしなければ批判の対象になってしまうんだ」と口に。しかし、それを努力によって跳ねのけた結果、今があることを強調した。

「メディアやファンからも多くの批判を受けたけど、自分自身、常にモチベーション高く保つようにしてきた。諦めることなく頑張ってきた。失敗の烙印を押されたけど最善を尽くしてきた」

「2年目も序盤はプレーできなかったけど、そこから徐々に出場機会を得てスタート地点に立つことができた。そこからいい感じで進めて、ファンや監督の期待に応えてメディアの批判にも勝つことができた。一日でできたことではなく、ハードワークによるものだ」

「批判を聞いて改善に取り組むことも大事だ。批判を受けても頑張り続けないと。自分が向上する必要があるということだからね。僕は自分のプレーを取り戻したし、今は幸せだ。何年もここでプレーし続けたい」

 マンチェスター・Uは前節終了時点で、2位のリバプールに3ポイント差をつけて首位に位置。17日に行われる天王山でも先発が予想されているフレッジのパフォーマンスにも期待がかかるところだ。

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