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リバプール南野が複雑な心境を吐露「自分の気持ちを表現するのは簡単ではない」

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複雑な心境を明かしたFW南野拓実

 リバプールのFW南野拓実がクラブの公式マッチデープログラムを通じ、複雑な心境を明かした。地元紙『リバプール・エコー』が伝えている。

 南野は昨季の冬の移籍市場でザルツブルクから加入。チームが圧倒的な強さでプレミアリーグを制した一方、個人としては公式戦出場14試合(先発5試合)でノーゴールと、不完全燃焼に終わった。

「自分の気持ちを表現するのは簡単ではありません。もちろん(プレミアリーグ優勝は)嬉しかったですが、チームでプレーしたのはシーズンの半分だけで、自分が100%貢献したかどうかはかなり疑問でした」

 表彰台で複雑な感情を抱えていたことを認めた南野は、それが今季へのモチベーションになったとも話している。

「トロフィーを掲げた時は誇りに思うと同時に、シーズンを通して良いプレーをしなければならないと思いました。僕の目標は、チームが今季も再びトロフィーを持ち上げるのを手伝うことです」

 南野は昨年12月19日の第14節クリスタル・パレス戦で待望のプレミアリーグ初得点をマーク。リバプール加入が決定してから、ちょうど1年後のことだった。公式戦ではここまで16試合に出場し、4ゴール2アシストを記録している。

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