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eJリーグのFUT部門、18時からの決勝は川崎FvsG大阪に決定!! 両者ロナウド&ラッシュフォードが爆発中

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 「FIFA21グローバルシリーズ eJリーグ Powered by ひかりTV」は24日、FUTチャンピオンカップの決勝ラウンドを開催した。これまでに準々決勝、準決勝が行われ、川崎フロンターレのジェイとガンバ大阪の青黒豆が午後6時スタートの決勝戦に進出。勝利したほうがeワールドカップにつながる東アジア地区プレーオフ出場権を手にする。

 今大会での東アジア地区プレーオフ出場枠は2つ。ダブルエリミネーション方式で行われているため、敗者トーナメントも同時に実施されている。決勝で敗れた選手は敗者トーナメントの勝者と決定戦を行い、こちらもプレーオフ出場権を獲得することができる。

 大会は昨年12月下旬から今月上旬にかけて予選と決勝ラウンドが行われており、ベスト8が出そろっていた。準々決勝、準決勝、決勝はいずれもホームアンドアウェー2試合での合計スコアで勝敗を決定。アウェーゴールは計算せず、同点の場合はゴールデンゴール方式の再試合を行う。

■準々決勝

1.ジェイ(川崎F) 6-1 そが(鹿島)
2.ミノ(名古屋) 7-2 テラ(FC東京)
3.ナスリ(鹿島) 1-4 にょにょ(清水)
4.青黒豆(G大阪) 4-3 むんてぃ(柏)

 準々決勝は、優勝候補のナスリが敗れる波乱のステージとなった。にょにょが起用するアイコン選手のDFパオロ・マルディーニ(OVR92/MIDアイコン)に攻撃を阻まれ続け、守備ではFWキリアン・ムバッペ(OVR90/欧州CL)相手に連続失点。「先週のアップデートが来てからここ3年くらいで一番弱い状態で、厳しかった」という理由もあり、敗者トーナメントに回った。

 また注目選手の青黒豆も、バグ気味に起きたGKファン・デル・サール(OVR89/MIDアイコン)の思わぬミスから2点ビハインドを強いられるという苦しい展開でスタート。しかし、そこからFWクリスティアーノ・ロナウド(OVR93/TOTW)がハットトリックの大爆発を見せ、薄氷を踏みながらも準決勝進出を決めた。

 そのほか、前日のクラブチャンピオンカップで頂点に立ったジェイが前日に獲得したばかりというC・ロナウド(OVR94/TOTW)を有効に使って圧勝。2019年の第2回大会を制したミノもFWイルビング・ロサーノ(OVR86/TOTW)を効果的に組み込んだスカッドで突破を果たした。

■準決勝

1.ジェイ(川崎F) 5-3 ミノ(名古屋)

 第1試合は大きくスコアが動く熱戦となった。先手を取ったのはジェイ。1stレグの前半23分、DFカイル・ウォーカー(OVR86/TOTW)のパスカットからC・ロナウド(OVR94/TOTW)が決めて先制すると、後半5分にC・ロナウドのパスからFWマーカス・ラッシュフォード(OVR88/TOTW)が決めて2点のリードを奪う。ミノも20分、MFフェデリコ・バルベルデ(OVR85/TOTW)のスルーパスからFWキリアン・ムバッペ(OVR90/欧州CL)が飛び出し1点を返すが、ジェイはロナウドとラッシュフォードの勢いが止まらず、4-1で折り返しを迎えた。

 ところが2ndレグはジェイが5バックにシステムを変更すると、ミノの攻撃が活性化。序盤はGKピーター・シュマイケル(OVR92/PRIMEアイコン)のビッグセーブに遭ったが、C・ロナウド(OVR92/ノーマル)が個人技から2ゴールを奪って1点差に迫った。しかし、「ミノ選手にボールを持たれると厄介」とシステムを戻したジェイはそこから主導権を回復。最後は再びロナウドとラッシュフォードのコンビから得点を奪い、合計スコア5-3で決勝進出を決めた。

2.にょにょ(清水) 0-5 青黒豆(G大阪)

 第2試合は思わぬワンサイドゲームとなった。準々決勝で強敵ナスリを相手に4ゴールの圧勝を収めたにょにょだったが、5-3-2で強固な守備ブロックを組んでくる青黒豆に大苦戦。「中盤の3枚をボランチの2枚で見ないといけない」(にょにょ)という噛み合わせにも悩む中、1stレグのうちにFWガリンシャ(OVR92/MIDアイコン)、C・ロナウド(OVR93/TOTW)に決められ、3点のビハインドを負った。

 にょにょは2ndレグもC・ロナウドのゴールで先行されると、MFロマン・アレッサンドリーニ(OVR85/フラッシュバック)を入れて同じ5バックのシステムで修正を試みたが、「完成度の差が露骨に表れた」とうまくいかず。青黒豆は終盤にもラッシュフォード(OVR88/TOTW)のゴールで加点。2戦合計スコア5-0での突破を「5バックがうまくハマったので手応えのある勝利だった。すごく自分のやりたいようなサッカーができて、しっかり点も取れた」と前向きに振り返った。

■敗者トーナメント※結果は終了分

1.そが(鹿島) 0-5 テラ(FC東京)
2.ナスリ(鹿島) 6-4 むんてぃ(柏)

3.テラ(FC東京) vs ナスリ(鹿島)
4.ミノ(名古屋) vs にょにょ(清水)

■FUTチャンピオンズカップとは
 FUTチャンピオンズカップはFIFAシリーズの名物モード『Ultimate Team』を使った大会。各プレイヤーはオンライン対戦やトレードなどを駆使して実在選手のカードを集め、最強のチームを構築することを目指す。各カードは国籍、所属クラブなどに応じて連携値が定められており、能力の高い選手を集めれば強くなるわけではないため、どのようなスカッドを組むかも見所の一つだ。

 また各大会では多額の課金を伴う過度なトレード競争を抑制するため、国際大会に準じた制限ルールが課されている。今大会では以下のスカッド制限が定められた。

▼スカッド制限
・OVR89以上のアイコン選手は1人まで
・OVR88までのアイコン選手は1人まで
・OVR90以上の非アイコン選手は2人まで
・OVR87〜89の非アイコン選手は2人まで
・それ以外の選手はOVR評価が86以下でなければならない
・ゴールキーパーはスタメン、サブともに上記の制限に含まれない
・TOTY選手、レンタル選手、FIFAプロ選手(選手本人カード)の使用は禁止
(OVR=総合レート、アイコン選手=引退選手、TOTY=年間優秀選手)

(取材・文 竹内達也)
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