元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏は、MFポール・ポグバの残留を期待した。

　2016年に当時の史上最高額でマンチェスター・Uに復帰したポグバ。しかし、その移籍金により過度の期待を集め、負傷による離脱や一貫性に欠けるパフォーマンスに対して幾度となく非難されてきた同選手は、頻繁に退団を望むとまで報じられる。さらに、代理人のミーノ・ライオラ氏は以前に「マンチェスター・ユナイテッドでのポール・ポグバは終わった。ポールは幸せではない。新しいチーム、空気を必要としている」と波紋を広げる発言を残していた。

　現在プレミアリーグ首位争いを演じるチームの中で調子を取り戻す27歳のフランス代表MFの将来に関してさまざまな憶測が飛び交う中、現役時代にマンチェスター・Uで大活躍したファーディナンド氏はYouTubeチャンネル『FIVE』でトロフィーを奪還できれば、ポグバが残留すると持論を説いた。

「毎試合でプレーするとき、彼は本当に幸せそうだ。継続的にプレーでき、良いフットボールをして、トロフィーを勝ち取ったとき、彼はハッピーパーソンだ。マンチェスター・ユナイテッドは現時点でポグバにとって最高の場所だ。だから、彼らがリーグを制すれば、ここから出て行くことはとても難しくなると思う」

「彼はトロフィーを勝ち取ったり、マンチェスター・ユナイテッドを勝利という正しい方向に戻したいと考えている。ここでのキャリアを続け、このクラブにレガシーを残したいと強く望んでいる選手だと思う。仮にリーグを制してもポグバがシーズン終了後に退団すれば、彼が望んでいたようなレガシーを作れないまま終わってしまうだろう」

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