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インテルに敗れコッパ8強敗退ミラン…指揮官ピオリは「イブラの退場が唯一の間違い」

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 ミラン指揮官ステファノ・ピオリが、コッパ・イタリア敗退後に試合を振り返った。

 現地時間26日に行われたコッパ・イタリア準々決勝で、ミランはインテルに1-2と敗戦。31分にズラタン・イブラヒモビッチが先制ゴールをマークしたが、前半終了間際に同選手はロメル・ルカクとピッチ上で衝突して警告を受けると、エンドが変わった59分に2枚目のイエローを受けて退場となった。数的不利となったミランはその後2失点を喫し、逆転負けを喫している。

 ミラノ・ダービー後、ピオリ監督は「イブラの退場が唯一の間違いだった」と、ベテランの退場処分を悔やんでいる。イタリア『RAI』に対して語った。

「このコンペティションで勝つことを目標としていたので、途中で去らなければならないのが残念だ。うまくいかなくなったのは、やはり10人に減った点が大きい。ゲーム全体がナイーブになり、PK献上のシーンにも影響があった」

「ただ、この敗北はアタランタ戦(0-3)の負けよりも前向きで受け止めることができる。試合自体はバランスが取れたものであり、ある程度勝ち上がりの手応えもあった。だが、やはり唯一の間違いはイブラの退場だったね。11人vs11人だったらまた違う結果になったと思っている。その場合は1-0のまま決着していたはずだ」

 指揮官はイブラヒモビッチの退場を悔やみながらも、擁護の姿勢も示している。

「2枚目のイエローカードはチェイスして相手を倒したものだ。それはチームをサポートする意向から受けてしまったもの。もちろんこれは起こり得ることだし、やむを得ないとも思っている」
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