beacon

禁止用語、暴言…イブラとルカクの罵り合いが問題化

このエントリーをはてなブックマークに追加

 26日のコッパ・イタリア準々決勝、インテルとミランによるミラノダービーであったFWズラタン・イブラヒモビッチとFWロメロ・ルカクの口論が問題化している。

 ミランが前半を1点リードで折り返した試合だったが、後半13分のイブラヒモビッチの退場で状況が一変。同26分にルカクにPKを決められると、後半アデショナルタイムにMFクリスティアン・エリクセンに直接FKを決められた。

 緊張感が高まったのは前半終了間際のプレー。イタリアメディアによると、激しいタックルを受けたルカクをイブラヒモビッチが嘲笑。ルカクが咎めると、「どっか別の場所でブードゥーのクソ儀式でもしてろよ」とイブラヒモビッチが暴言で応戦。これに激昂したルカクも負けじと、「お前とお前の妻をF××Kしてやる」と浴びせたという。

 ブードゥーは西アフリカなどで信仰される宗教で、かつてルカクがエバートンに在籍していた時、延長オファーを受けた際に、「ブードゥーのお告げ」を母親から告げられたためと言われた。これについてはルカク自身が否定しているが、イブラヒモビッチから母親とともにバカにされたと感じたようだ。

 このプレーで両者にはイエローカードが出された。ただその後は上述のように、イブラヒモビッチは後半13分のファウルによって2枚目のイエローカードを貰ってしまい退場。一方のルカクは同点PKを決めるなど、4強進出に貢献している。

●セリエA2020-21特集

TOP